土地を感じる飲み物。
日本酒、焼酎、クラフトビール、ワイン、お茶、梅酒、ご当地ドリンクをカテゴリーと都道府県から探せます。

お茶
地域の飲み物文化
かごしま茶
46 鹿児島県
鹿児島県で生産される茶。温暖な気候を生かして早生から晩生まで多様な品種を育てるため摘採期間が長く、3月末から始まる新茶は「走り新茶」として知られる。江戸時代には薩摩藩が茶の栽培を奨励した。「茶いっぺ」という鹿児島弁はお茶でもてなす言葉で、かつお節と麦味噌に緑茶を注ぐ「茶節」という飲み方もある。

お茶
地域の飲み物文化
伊勢茶
24 三重県
三重県で生産される茶の総称。鈴鹿山脈の麓に広がる北勢地域では収穫前に日光を遮って育てるかぶせ茶、中南勢地域では通常より長く蒸す深蒸し煎茶が主流となっている。平安時代に四日市の寺で製茶された記録が伝わり、江戸時代には伊勢国は茶の一大産地として知られた。

お茶
伝統的な種類・製法
八女伝統本玉露
40 福岡県
農林水産省の地理的表示(GI)に登録された福岡県の玉露。収穫前に稲わらなどの天然資材で茶園を覆うことで「覆い香」と呼ばれる香りが高まり、濃厚でうま味が強く、まろやかでこくのある味になるとされる。朝夕の気温差が朝霧を生み、棚による被覆や手摘みといった生産方法が110年以上受け継がれている。

お茶
伝統的な種類・製法
加賀棒茶
17 石川県
茶の木の上質な茎を焙煎して作る石川県のほうじ茶。芳ばしい香りと自然な甘みが特徴で、焙じ具合により浅炒り、中炒り、深焙じに分けられる。江戸時代に加賀藩が茶の栽培を奨励し、明治35年に金沢で茎を焙じたお茶が売り出されて人気となり、製法が公開されて県内に広まったとされる。

お茶
地域の飲み物文化
南部茶
19 山梨県
山梨県最南端の南部町で栽培される茶。標高が低く温暖で雨に恵まれ、富士川流域の霧も茶づくりに適しているとされる。1955年頃にやぶきた種を導入し、やや浅蒸しで仕上げるためすっきりとした味わいになる。峡南地域では室町時代には茶の栽培が行われていたことがうかがえる。

お茶
地域の飲み物文化
大和茶
29 奈良県
奈良県の大和高原を中心に、標高200〜500mの高冷地で栽培される茶。朝晩の寒暖差や豊富な水に育まれ、香りが高く滋味が濃いことが特徴で、煎茶、かぶせ茶、てん茶、番茶が作られる。大同元年(806年)に空海らが持ち帰った茶の種子を宇陀の寺にまいたのが始まりと伝わる。大淀町では天日で乾かす日干番茶も作られている。

お茶
地域の飲み物文化
宇治茶
26 京都府
茶畑と茶の文化をたどりながら味わう京都・山城のお茶。

お茶
伝統的な種類・製法
深蒸し菊川茶
22 静岡県
農林水産省の地理的表示(GI)に登録された静岡県の深蒸し茶。菊川市とその周辺の茶は渋みが強いとされていたが、昭和27年頃からの研究で茶葉を長く蒸す製法が生まれ、「深蒸し茶発祥の地」として知られる。淹れると濃い黄緑色になり、まろやかな味わいと豊かな香り、うま味とこくがあるとされる。

お茶
伝統的な種類・製法
碁石茶
39 高知県
高知県大豊町に伝わる後発酵茶で、400年にわたり作られてきたとされる。蒸した茶葉にカビを付けて発酵させ、さらに重石をのせて漬け込む二段階の発酵で乳酸菌が増え、甘酸っぱい風味と香りが生まれる。仕上げに天日で干す様子が黒い碁石に見えることが名前の由来。2018年には碁石茶を含む「四国山地の発酵茶の製造技術」が記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財に選ばれた。